いろんな事が起こるんだな。
帰りの電車の中での出来事。


注意)不動産、経済全く関連なし。
はじめての経験だった。


東京で至福の時を終え、帰路つく。

行きはずーと立っていったのだが、帰りはものすごく混んでいたので東京始発の強みで奮発してグリーン車(750円)に乗った。私は下段の真ん中に座った。

すると女性アテンダントに文句を言っていたお客がいた。
50代のスーツを着たサラリーマン風の人だ。見た感じはきっちりとしていて普通だった。酔っぱらっていたようだ。

「日本は100年後には無い」
「日本はホントは凄い国なんだぞ」

などお隣の友人?と大きな声で話している。グリーン車は通常、シーンと静かだ。だから私にもよく聞こえた。

グリーン車の座席は上部に使用中かどうかを示すところがある。グリーン券情報の入ったスイカをかざすと緑ランプがつく。そうでないと赤ランプだ。

その酔っぱらい紳士は赤ランプだった。そこで女性アテンダントがお尋ねしたところ、

「グリーン券は買った。でもカードは出さん!!!おまえにそんな権利があるのか?」

とだだをこねていた。

5回くらい押し問答だ。



横浜駅についた時、電車が発車しない。

なんか後ろが騒がしい。

なんと後ろには4人も車掌、駅員がやってきて酔っぱらい紳士と話していた。するとさんざん色々文句を言っていたが、スイカをかざし、緑ランプに変えた。

その時点でまだ電車は止まっている。5分止まっている。

カードをかざしたのが気にくわなかったのか、捨て台詞をはきながら車掌に文句をまた言い始めた。


そして一線を越えた。


車掌の胸グラを掴んだ。


「暴力を振るったので下車してください。」

急によっぱらい紳士がトーンが下がった。
しかし後の祭り。

「触れたら暴力です。下車してください。」

そうなの?
でもそうしないと車掌さん、駅員さんは身を守れませんよね。


「あなたが下車しなければ電車が動きません。」




しかし、電車は発車した。あわてる車掌、駅員たち。
車掌が叫ぶ「止めなくていい!!!」

そのまま電車は動く。

グリーン券情報が緑ランプになったから、トラブル解決したということで発車したんんだろうと推察する。


そしてずーと、酔っぱらい紳士は言い訳していた。
子供の言い訳だ。

結局、戸塚駅で降ろされた。

両手を天へかざし、

「手錠をかけてみろ〜!!!!!」

と叫んでいた。

よっぽど嫌なことでもあったのだろうか?

750円か900円払ってこんなことするなんて・・・・。
というか「酒は飲んでも呑まれるな」なんだな。

私は全く酒呑まないのでわかんないんですが。

では。