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古い本を引っ張りだして全部読んだ。


光源氏編の最終巻はなかなか読むのが進まない。

ページ一枚一枚が重い。


当然結末を知っているからだ。
受け入れたくない結末が。


そして宇治十帖編。

薫の中将、匂の宮、浮舟(大君、中の君も)

この三人が複雑に絡みあう。

そして光源氏編からの登場人物が話しに華を添える。
それぞれの登場人物について深く読みきっていなかったことを認めなければならない。以前は光源氏編が主で宇治十帖は後日談みたいに感じていて、さほど読み返していなかった。

しかし、今日読み返してそれがまったくの誤りだと気がついた。
当然20代の時に読んだのと40代の今読むのとでは言葉の端々の感じ方が違う。
今読むから思ったり感じたりできることがある。若いときに読んだからこそ感じることもある。

単なる色恋の物語ではない。惚れた腫れたの話ではない。

すばらしい。結末がすばらしい。







二十面相の娘より
読書は勉強じゃないよ。ただ楽しむだけさ。
本を読まないようでは豚になるが、本から学ぼうと思っては犬にされてしまう。
いい本は古い友人と同じさ、読み返すたびに知らなかった自分に気づかせてくれる。

生涯を誰かにかけてもいいと思ったことはあるかい。自分の幸運さと罪深さにおののいたことは?今の自分のように

大事なのは自分で見て聞いて考えることさ。