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亜米利加で先日日記で書いたところが破綻したとのこと。

米住宅ローン大手が経営破たん、負債240億ドル

負債総額は約240億ドル(約2兆8000億円)とみられる。


先日の記事で上場廃止になっていたところが破綻しました。
同社は1996年にカリフォルニア州で創業したとのこと。比較的新しい会社なんですね。
これらのこと(亜米利加サブプライム問題)がどのような形、時期で日本に影響がでるか、予想することが大事でしょう。



下記にサブプライム問題が詳しく書かれている

サブプライム問題の本質  大和総研投資戦略部 成瀬順也氏著

上記コラムから亜米利加の泡の問題を解説。というかほとんど引っ張ってきています。上記を判りやすく抜粋しました。


サブプライム層(信用履歴の低い借り手)
所得が少ない、もしくは返済を遅延したことのある層。優良な「プライム層」の下なので「サブプライム層」と呼ばれる。

「ARM」
変動金利だが、当初数年間は低い固定金利が適用されることが多い。(どっかの「ゆとりローン」みたいだ)

「I/O」インタレスト・オンリーの略
当初は金利のみ支払い、数年後に元本の返済が始まる。

上記両者の組み合わせ。
「ネガティブ・アモチゼーション」
当初、金利さえも支払わない。ただし、金利がかからない訳ではなく、その間は金利分だけ元本が増えていく。

こうしたローンの多くは3年程度経つと返済額が急激に膨らむ仕組みとなっている。
今はブーム初期の2003年後半に住宅を購入した人に、跳ね上がる返済額に対処できないケースが出始める時期なのである。その意味では、住宅市場がピークをつけた2005年から3年後の2008年まで、問題は悪化し続ける可能性が高い。


もう一つは、あまり騒がれていない話だが、実は2006年に借り入れたサブプライムローンでも延滞率が上昇している。

未だ3年経ってないのに、何が起こっているのか。

ここに、もう一つのバブルがある。リゾート地の住宅価格は、ここ数年跳ね上がってきたが、コンドミニアムを完工前に転売する、現地も見ずにインターネットで売買するなどのケースが目立った。

こうなると、完全にマネーゲーム。

信用履歴も低くない層が「審査が甘くて早い」という理由で、サブプライムローンを利用していたのである。しかし、リゾート・バブルが破裂。こうした地域の住宅価格が急落したため、最後にババを引いたローンの借り手が住宅を売るに売れず、返済できなくなっているのである。

結局、サブプライム問題は、低所得層の多い地域と高級リゾートという両極で発生している。



とまあ、一筋縄ではいかない問題なのであ〜る。

ニュー・センチュリー・フィナンシャルが破綻したのは、上記状況で貸したお金と利息が払ってもらえなくなったからだ。3年たてばどうなるというのは判りそうなものだが、1996年に出来た会社だし、こんな状況は繰り返し起きている。この様な会社は出来ては消え、出来ては消えなんだろうな〜。


君は生き延びることができるか?